Rio&Shinshi名義で作った動画(というほどのものではないですけど)を第1弾として始まった動画つき音源制作ですが、長年デモのままで仕上がっていなかった僕のオリジナル曲を第2弾として完成させてアップしました。
第1弾となった「Solitude」はRio&Shinshiでしたが、今回は僕のオリジナル曲なのでRiocato名義となります。
そんなわけで、Riocatoとしての動画付き音源の第1弾となりますね。
記念すべきRiocatoムービーの第1弾は「We were There」にしました。
今を遡ること13年ぐらい前、いつかはオリジナルのボッサを作ろうと思っていた中、DTMの勉強がてらインストのボッサにチャレンジしたのがこの曲の始まりでした。
これが当時の音源です。
DTMもボッサのリズムも初めてという大胆なチャレンジでしたけど、そのチャレンジがあるから今があるんだなぁとしみじみと思います。
(こちらのページも合わせてどうぞ)
その後2009年、ライブで演奏するときに歌詞が必要だなぁとなりまして、歌詞を載せて当時一緒にバンドをしていたシンガーのまおちゃんに歌ってもらいました。
多少は歌メロを意識していたとはいえ、もともとインストで書いていた曲なので結構歌いにくいメロディだったと思いますが、そんなことを感じさせないばかりか、まおちゃんはこの歌が持つ魅力を引き出してくれた気がします。
当時のライブ映像はこちらです。(こちらのページでも触れています。)
このライブは、まおちゃんが数ヶ月後に帰国してしまうので、その前に記念にライブをしようということで開いたものでした。
このライブと並行してレコーディングも進めていまして、いつかはその録音したトラックを使ってこの曲を完成させてYoutubeにアップしようと思っていました。
録音をしたのは2009年なので、今から8年も前の話ですね。
録音したはいいものの、当時の僕の演奏スキルは貧弱で音源の編集のスキルも乏しく、使える音源も持っていない状態だったので、折に触れて手がけてはみるものの満足いく出来にはならずに完成できないまま長い月日が経っていました。
しかしながら巡り巡って先週末、Central Avenueのみんなで作ったレコーディングスタジオでYukiさんに手伝ってもらってギターを録音し、今までのギタートラックと差し替えてついに完成となりました。
いつかは完成させてYoutubeにと思っていましたが、やっと実現することができました。
随分と時間がかかってしまいましたけど、なんとか音源をそこそこの状態で作れるようになってきてますし、こうやって動画を自分でつけて公開することができましたし、色々な要素が少しずつ整ってきて、やっとこの時を迎えることができたんだなと感慨深いものがあります。
曲が生まれてから作品になるまで13年かかった曲。
振り返ると、その間に色々な出来事がありましたし、積み重ねてきた日々や想い出があります。
きっとこれからも色々なことがあると思います。
また何年も先のある日、今の自分達を懐かしく思うことがあるのかもしれませんね。
「あの頃のみんなは今何をしてるのかな? またいつか会おう」
この曲は、そんな想いのこもった歌となりました。
聴いてくださった方に少しでも楽しんで貰えたら嬉しいです。
「We were There」
作詞、作曲、アレンジ : Riocato
歌 : まお
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