「ゲームミュージック・ボサノバ」始めました

今でこそギターを抱えてボサノバをつま弾いている僕ですが、高校時代にバンドを始めるまではファミコン・パソコン・ゲーセンという感じでゲーム三昧な毎日を送るゲームキッズでした。

ゲームが楽しいのはもちろんのことですが、僕はゲーム中に流れるBGMに特に惹かれていまして、お気に入りのBGMの場面に来た時なんてそれはそれはテンションがあがったものです。

ファミコンが登場する前はお気に入りのアニメの主題歌をラジカセで録音して聴くのが好きで、お気に入りのカセットテープ(時代を感じますねぇ)を何本も持っていたものですが、ある日、テレビのイヤホンジャックからライン入力でラジカセに直接音を送って録音できることを知りまして、好きなゲームのBGMやエンディング曲を録音しまくって僕だけのゲームミュージック集カセットを何本も作る程のハマりようでした。

そのうちにCDが世に広まるにつれてゲームのBGMを収録した、いわゆる「ゲームミュージック」なるジャンルも徐々に浸透し始めていき、ゲーム好きな仲間うちでお気に入りのゲームミュージックのCDを貸し合ったりもしていました。

ちなみに、僕が最初に買ったCDは「組曲ドラゴンクエスト」です。
これは聞きまくりましたねぇ〜。

ゲームキッズ + ボサノバおっさん = ?

そんなゲーム音楽フリークキッズも高校生になって女子の目を気にするようになりまして、親友とバンドを組んだこともあいまって徐々にゲームから離れていき、お金と時間は楽器に消えていくことになりました。

高校卒業と共にバンドは解散、ギターが上手くなるためにいろんな音楽を聴くようになっていきましたが、その頃にスーパーファミコン、セガサターン、プレイステーションと進化していくゲーム機やどんどん良くなっていくゲーム音楽の音質の発展に驚いたものです。

気がつけば40代後半のおっさんとなり、聴く音楽のジャンルもゲームからJ-Pop、モータウン、ロック、ブルース、スムースジャズ、ジャズと移り変わり、今ではボサノバの人と自他共に認めるような感じになりました。
(ファミコン時代以前にボサノバの代表曲「イパネマの娘」は子供ながらに好きな曲だったので、ボサノバのことは知らなくても幼い頃から好きなジャンルではあったようです)

しかし、やっぱり人間の根っこってそうは変わらないものでして、ボサノバが大好きな一方でゲームミュージックも好きなんですよね。

近年はゲーム機の進歩でオーケストラがバリバリなものもあったり、ギンギンなデジタルサウンドやハードコアなサウンドとか音色が多種多様で、もう映画音楽と変わらないものになってきました。

テクノロジーの進歩で音楽の表現力が上がっていく一方で、昔のゲームの音楽にはレトロな魅力があるものでして、同時発生音が限られている中で無駄を削ぎ落として曲の要となる部分が凝縮されたサウンドは、それはそれで味わいがあり、少ない音でも世界を構築するという点に特化した当時のBGM製作者の方々のセンスには脱帽ものです。

音源制作環境が徐々に整っていき、主な音楽活動の場が人前での演奏から動画の投稿へと移り変わっていく中で、当時のゲーム音楽を愛してやまない元ゲームキッズ、現ボサノバおっさんの僕が「そうだ、ゲームミュージックをボサノバでアレンジしてみたら面白いんじゃないの?」と思いつくのはごくごく自然なことでした。

そんな訳で、自分が大好きなゲームミュージックをボサノバにしてYoutubeにアップしてみました。

SEGAの体感ゲーム第2弾! 「Space Harrier」のメインテーマです。

このゲームには夢中になりましたねぇ。

ゲームセンターででっかい筐体に乗り込んで、グワングワン動きながら空を飛んでいく爽快感はとても衝撃的なものでした。

そして、明るくて高揚感のあるBGM!

ゲームの面白さはもちろんですが、僕はこのBGMの虜になりました。

もちろん、CDを買ってヘビーローテーションさせていたのは言うまでもありません。

そのアップテンポの曲をボッサにしてみたのですが、いかがでしょうか?

オリジナルとは趣が随分と違ったものになったと思うんですけど、ゲームミュージックが好きな人には「おぉ〜、あの曲がこうなるんだ」と、ボサノバ好きな人には「あら、オシャレな曲ねぇ。」などと楽しんでもらえたらと思います。

三つ子の魂百までと言いますが、子供の頃から好きなものはやっぱり今も好きなんですよね。

そんなところで楽しく作品作りをしていけるのはとても嬉しくありがたいことで、かつ、僕にとっては人生の不思議を想わせるようなものなのでありました。

これからは、オリジナル曲の制作と並行してゲームミュージックボサノバもぼちぼちと手がけていこうと思います。

当時の僕が聞きまくっていたアルバムとは違うんですけど、オリジナルバージョンはこちらで試聴ができます。

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