Audiostockさんで音源販売開始!

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以前に1分BGMを作ってみたのをきっかけに、BGMとしての音源作りも視野に入れてきていまして、もともとゲーム音楽好きだったこともあってBGM作品作りも勉強の一環として本腰を入れてやってみたくなってきていました。

ニコニ・コモンズでアップした音源を使ってもらえたというのは、今でも大きな転換期だと思います。

ただ、自分が作る音源の完成度の低さが気になっていまして、まずはコンプの使い方の経験を積んでいこうと思い、歌ってみた動画やその後に始めたオカリナ練習動画などで少ない楽器、いつも同じ編成の中でコンプやEQの実験、実践を積む事に専念してきました。

人に使ってもらう音楽というのは個人の楽しみのための音作りとは異なり、それなりの品質を求められるもの、言ってみれば今までの趣味や自分の楽しみとしての音楽から一歩踏み込んだ音作りの世界に入っていく事だと思います。

試しに、フリー音源を無料配布するサービスのDOVA SYNDROMEさんにクリエイター登録の審査を申し込んでみましたが、あっけなく惨敗。僕のスキルではまだまだ登録させてもらえないというレベルだということを痛感しました。

音源素材を販売するサービスのAudiostockさんにも申請しようと思ったのですが、当時は身分証明に日本の運転免許証が必要となっていまして、僕は日本の免許が失効していたので音源の審査にさえ辿り着けませんでした。

なかなかハードルの高い世界だと認識を改め、いつかはリベンジをすることを心に決めて地道に経験を積んでいく中、音質改善の強力なアイテムとして以前から気になっていたオーディオトランスを購入し、かつての愛車の白いフォードが残してくれた$200を有効に使うべく購入したマイクプリアンプの導入で録音の音質はかなり向上しました。

ミックスやマスタリングに使うプラグインにも徐々に慣れてきて、そこそこの音質で作品を作ることもできるようになってきました。

少なくとも、1分BGMの頃からは随分と変わってきたと思います。

こんなBGMなども作ってみました。

 

 

雰囲気もののピアノの曲はそこそこだとしても、バンドものの曲は作り込みも甘く、イマイチというところ。まだまだ再チャレンジには程遠い状態でした。

去年はありがたい事に3件ほど音源制作の依頼をいただきまして、そちらに専念していたために、個人のガチな音源制作は時間が作れていませんでした。1年弱というと長い期間のように感じられますが、週末しか制作時間が作れなかったので、このような長期間の拘束となってしまいました。

その中の一つに、絵本の朗読にBGMを付けるというものがありまして、それぞれのシーンに合わせてBGMを作って動画を編集していきました。

そのプロジェクトの中でボツになった曲がありまして、せっかくだからBGM素材として使ってもらおうかとYoutubeにアップして、ニコニ・コモンズからダウンロードしてもらえるようにしておきました。

 

ちょうどその頃、コロナウィルスの影響で僕もリモートワークになり、業務中に聴いていたゲーム音楽動画からペルソナ5のBGMに感銘を受けて、ちょっとアシッドジャズ風のBGMを作ってみたくなりチャレンジしてみました。

 

 

こういう音楽もゲーム音楽としてアリかもしれないなぁと視野が広がりましたが、一方でベースラインの作り方に貧弱さを実感しました。そこをなんとかしていこうと思った矢先に、EZbassという便利そうなプラグインが翌日発売されると知り、早速調べてみたところ、これは便利そうだということで速攻で購入!

早速、上の2つのBGMのベースラインをEZbassに差し替えてミックスをし直してみたところ、これはもしかしたらいけるかもしれないと思いまして、そこからギターのタイミング補正をして、DOV SYNDROMEさんとAudiostockさんに再チャレンジしてみました。(Audiostockさんは海外展開もするようになっていて、身分証明書に日本のパスポートも使えるようになっていました)

結果…

DOVA SYNDROMEさんは今回も却下…。

しかし、Audiostockさんでは申請曲の3曲とも採用となり、商品として販売される事になりました!

なんと!

まずは大手の無料配布サイトでどれぐらいダウンロードされるのか、されないのかの中で経験を積んでいこうと思っていましたが、いきなり有料販売サイトでの展開となりました。

無料配布と違って利用してくれる人の審査の目も厳しく、そう簡単には購入には至らないと思いますが、商品として通用すると判断していただけ、お店の棚に並べてもらえたということは僕にとって大きな進歩です。

これからBGMとしての音作りも研究していき、そこにボサノバを絡めたり、ゲーム音楽っぽい要素を取り入れたりして、「この曲を使ってみたい」と思っていただけるような作品を提供できるようになっていきたいと思います。

2019年は自分のオリジナル作品らしいものは作っていませんから、今年2020年はミク作品やゲー音ボッサも取りかかっていきたいところです。

よし、今年は頑張るぞ~!
…って、もう6月ですけどね。(^^;

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