先週の土曜日、僕が以前に参加していたオヤジバンド「Central Avenue」のオリジナルメンバーの2人が演奏するということで、懐かしい想いを抱えつつ見に行ってきました。
曲を作ったり、スタジオを作ったりと4年ぐらい一緒に活動していましたけど、人前で演奏したのって本当にわずかしかありませんでした。
友人達に「なにやってんの?」「どんな音楽やってるの?」「ライブやんないの?」などと言われていましたが、製作中の音源もバンドの解散で封印となり、今となってはその頃を伝える音を聴かせることも叶わず、結局幻のバンドとなってしまいました。
バンドをしていたら、よくあることですね。
今はそれぞれが目指す音楽を求めて別々の道を歩んでいますが、オリジナルメンバーの2人は今も一緒に活動を続けています。
Central Avenueはもともとユキさん(写真左側)と晋平さん(同右側)が始めたバンド。
その2人がCentral Avenueなのですから、バンドは解散というよりはコアの部分に立ち戻って原点から再出発と言ったほうがふさわしい気がします。
彼らの原点と言ったら、The Beatles。
そんな訳で、この日の演奏はビートルズナンバーのカバー演奏となっていました。
みんなでオリジナル曲を作っていた時も制作にあてる時間よりビートルズ談義に費やしている時間の方が多いんじゃないかってぐらいビートルズが好きな二人でしたから、これが自然な姿なんだろうなとしみじみと思いました。
元々僕は、この2人が楽しそうに音楽をしているところに惹かれてバンドに参加したようなものでしたから、オリジナルの2人が変わらない姿で一緒に演奏するのを楽しんでいる姿をカウンターから眺め、ほっとしたような気持ちになると同時に、これからどんな音楽を2人が作っていくのか楽しみだなぁと、ほのぼのとした気分にさせてもらいました。
この日はビートルズナンバーだけでしたけど、この先少しずつオリジナルナンバーも聴かせていってくれたらなぁと思います。
僕はと言えば、ここのところ音楽よりもサイトの制作に費やす時間の方が多く、やっとCentral Avenueのスタジオ工事の項目が作り終わったところなのですが、そのタイミングでオリジナルメンバーの演奏というのも小粋な巡り合わせですね。
なかなか胸に染み入るものがあるドラマチックな演出に、グラスのワインがほんわかとタイムスリップ感を演出してくれる春先の夜なのでした。
さて、懐かしい気分と音楽の楽しさを堪能させてもらって心の充電ができたところで翌日の演奏に臨みます。
翌日の日曜日はSan DiegoのアニメイベントでCanaeちゃんのサポートです。
前回は写真を撮り忘れていた車内の様子もお伝えしたいと思います。
なんか、演奏よりもライブレポートの方が気になっている様子ですが、それはそれなりに準備ができていることからくる焦りの無さの現れということで。
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