僕の宅録の歴史 その2

創作活動

ポータブルデジタルレコーダーを使って
音源を作っていた僕ですが、
やはりいつかはコンピューターを使って
本格的に制作をしてみたいと思っていました。

デジタルレコーディングの本でも
すでにコンピューターで曲を作る事が
一般的になってきている事は知っていましたし、
近所に住む友人に1度見せてもらった事もありました。

その時はいつかお金が出来たら
僕も挑戦してみようと思っていました。

ルームメイトのコンピューターを見ては
いつか自分も手に入れるぞって
羨ましく思っていました。

そして、ついにPCを手に入れたのです。

インターネットというモノを慣れないながらも使って
音楽制作に関して色々と調べてみました。

色んなソフトを無料でダウンロードして
使う事が出来る事も知りました。

そして、アマチュアでも
自分の曲をネット上で公開している人達がいる事を知りました。

そんな事が出来る時代なんだ!

一気にコンピューターに夢中になりましたね~。

CDに焼いていたオリジナルの曲を
PCに読ませてmp3に変換して
音楽サイトで公開したりもしました。
*今思うと恥ずかしいものばかりですが…。

もっともっと曲を書いてみたい!
コンピューターでも作曲してみたい!

でも、コンピューター本体だけでは
音源が作れない事は知っていました。

音楽を作るソフトと
音を処理する部品が必要だったんです。

それはDTMソフトとサウンドカードと呼ばれる物でした。

DTMとはDeskTopMusicの略でして、
卓上で完結できる音源制作、
つまりコンピューターで音楽制作をする事を指しています。

その為のソフトをDTMソフトと言います。
今では更に高機能になって
音そのものを精密に加工できるようになり、
呼び名もDAWと呼ばれるようになっています。
(Digital Audio Workstation
=デジタル・オーディオ・ワークステーション)

サウンドカードは外部からの音を
コンピューターに取り込む入り口です。
カード自体にもCPUがあり、
(CPU=Central Processing Unit、中央演算処理装置)
そのCPUで音の処理をするので
コンピューター本体の処理の負担が減る事と
内部のノイズの影響を受けなくなる事が大きな利点です。

え? PCで音楽するのにもまだまだお金がかかるの?

考えてみれば当たり前の話なんですけど、
当時、極貧な生活をしていた僕には
そこまでの出費は難しい話でした。

まぁ、そのうちに買うかぁ~♪

と、のんきに構えていたある日、
リズムマシーンのデータをバックアップする機械が壊れてしまい、
作業が進まなくなってしまいました。

古い機械だったので修理に出すとしてもお金はかかるし、
パーツがあるかどうかも謎だったので
結局、安いDTMソフトとサウンドカードを買う事にしました。

おぉ! ついにDTMデビューだ!!

最初に買ったDTMソフトは$40の本当に安い物でした。
サウンドカードは$50の平均的なもの、
PCは時代遅れのオンボロだったので、
音源制作環境としてはギリギリの最低ラインでした。

それでも、DTM環境を自力で手に入れた僕は
また1つ、アメリカでの暮らしをステップアップさせたと
大喜びだったのを覚えています。

時代から1歩も2歩も遅れたシステムでしたけど
今まではPCさえ持っていなかったのですから
その日暮らしの外国人にしてみれば大したものです。

その時に買ったソフトは
SONARと名乗る前のCakewalkの廉価版でした。
どうせ高度な使い方など分からないのですから、
基本的な事さえ出来れば問題無かったんですね。

今でもCakewalkは入門者用として続いているようです。

ちょっと見てみたんですけど、
これからDTMを始めようという人には良いかもしれませんね。

こういうのって数年で新しいのが出ますから、
機能を使い切る前に次のが出ちゃうんですよね。

それに、最初は基本的な使い方も分かりませんから
機能が豊富だとその分、何をしたら良いのか迷っちゃうんですよ。

覚える事が多くて嫌になったりとか、
使い方が複雑で音楽の事を考えている時間よりも
マニュアルを見ている時間の方が長かったりとか...。

まだ充分な知識がないうちは
機能が少ないということは
その分迷わないですむ事だと思って
基本的な部分で音源を作ってみるのもアリだと思います。

僕は今の時代の廉価版よりも機能が無いソフトから始めましたけど、
背伸びせずに始められて良かったんじゃないかなって思います。

それに、その前はカセットテープのMTRや
デジタルレコーダーの経験もありましたから、
そういうのも役に立っていると思います。

今の時代は、簡単に高機能なところから始められますけど、
機能が多過ぎて面食らっちゃう事もありますよね。
便利な反面、一昔前では心配する事がなかった事も
新しい問題として生まれているんですね。

これからの時代は、自分の状況を見極めて
「足るを知る」的な発想が大切になってくるのかもしれませんね。

高いソフトを買っても、使い方が分かるようになる頃には
そのソフトも時代遅れになって物足りなくなっている事が
充分に考えられます。

そのために何万円もかけるよりは
1万円足らずのところから勉強と割り切って
始めてみるのって良いアイデアだと思うんです。

最初はどのソフトが良いかなんて分かりません。

基本的な操作はどのソフトもあまり変わらないので
まずは簡易的なソフトで使い方に慣れておいて、
そのソフトでは自分のイメージしているものが
表現できないと感じた時に、
その表現したいイメージを作れるソフトを選べば
金銭的にも時間的にも無駄がなくて良いと思います。

あくまでも個人的な意見ですけどね。(^^

だって、DTMソフトなんて
同じものを一生使い続けていくものじゃないですから♪

アップデートもしますし、
良いソフトもどんどん開発されていきます。

PCの性能も良くなっていくので
ソフトも毎年良くなっていきます。

車の運転を覚えるのに、若葉マークのうちから
ロールスロイスを買う必要もないと思うんですよね。

それに、ドリフトをキメたいのか
キャンプに出かけたいのか、
家族で色んなところに出かけたいのか
まだ分からないままですから、
今後はそれに応じて車を買い替える事も考えられます。

別に大金をかけなくても始められるんですし、
大事なお金は次のステップの為に取っておくのも
良いんじゃないかなって思います。

むしろ、解説書とかを買った方が
ソフトに早く慣れて良いと思うんですよね。

もし、今からDTMを始めようと思っている人がいましたら
その辺りも考えてみてはどうかなぁと思います。

色々と側で教えてくれる人がいたら
高機能なものから始めても良いと思うんですけど、
独学でいくのでしたら段階を踏んでいく事をお勧めします。

Macユーザーの人は最初から内蔵されている
Garage Bandだけでも十分に凄い音源が作れますから、
まずはそこから始めてみると良いと思います。

PCユーザーの人は、最初のソフト選びが問題になってきますけど、
参考になりそうなブログやサイトを見つけて
無料のソフトや体験版を試してみるのも良いと思いますよ。

PCユーザーの強みは、色んなソフトが使える事です。
ソフトの豊富さはMacの比ではありません。

情報収集と吟味がしっかりできるようになれば
色んな事が出来ると思います。
豊富すぎる情報に振り回されないように
自分は何をやりたいのかをしっかりと持って下さいね。

Macユーザーの強みは、
なんと言っても初期能力の高さです。

買った時点ですでにGarage Bandがついていますし、
Mac用のDAWソフトのLogicとの連携も強力です。

それに、最初っから音が良いんです!

PCで使える音を用意しようと思ったら
それだけで何万円もかかってしまうんですけど、
Macは最初から使える音色を備えているんです。

これ、僕がMacユーザーになった時に一番驚いた事なんです。

Macはもともと音楽的なんです。
スタートの時点でPCユーザーの何歩も先を行っています。

Garage Bandが最初からついているだなんて
PCユーザーから見たらよだれが出そうな程のものなんですよ。

使わないのは勿体ないです。

実際、僕も簡単な音源はGarage Bandでサクサクっと作ってます。

さてさて、話が脱線しちゃいましたけど、
この続きはまた次回と言う事で♪

*僕の昔のブログ「L.A.でギターとのんびり音楽暮らし」から転載しました。

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