一昨日もオヤジバンドのレコーディングに行ってきました♪
前回のギターソロがやっぱりどう聞いても
納得がいくような良いテイクではなかったので再挑戦です。
フレーズのリズムの見直しと再確認をして、
音色も良くなかったので音づくりもやり直しました。
その時に、バンドのリーダーが
「なんか、そのギターに問題があるんじゃないのかな?
ちょっと見せてくれる?」
と、僕のギターをチェックしてくれました。
「あぁ、やっぱり!
これのせいで高音とサスティーンが無かったんだよ。」と、
原因を発見しました。
リアピックアップの高さが足りなかったみたいです。
それが原因で、弦が生み出す振動を充分い拾いきれずに
パワーが足りなかったり、サスティーンが足りなかったりと
なんともちんまりとした音になってしまっていた様です。
それを補うように
ロックだからと弦をひっぱたく様に弾いていたんですけど
今度はそれが原因で思うようには弾けないという
ジレンマに陥っていたんですね。
アンプから出てくる音も何とも頼りなくって
弾いていて気分の良いものではありませんでした。
やっぱり、ロックには向いていないんだなぁ~と
自分のギターの音を聞くたびに思っていましたけど、
ピックアップの高さを調節したらあっさり解決...。
頼りなくて安っぽい音のギターが
ワイルドに叫ぶロックなギターに変身しました。
...あらら、そんな単純な事だったの?
弾き手も一緒、アンプのセッティングも一緒、
変わったのはピックアップの高さだけ。
それも、ほんの数mmの世界です。
でも、それがとんでもない違いになるとは!
安物のギターが、いきなり使えるロックギターに早変わりです。
いやぁ~、こういうのはボサノバ弾きの人間には気づけない事ですね。
普段の練習はアコギやナイロンガット、
ジャズの練習でセミアコを弾いてはいましたけど、
ここのところロックは何年も遠ざかっていましたからね。
すっかりと勘が鈍ってしまっていたようです。
やっぱり、長い事ロックの流れの中で生きてきた人とは
知識や経験の量が違いますね。
なんと言っても違うのが肌感覚の違いと言うか、
音に対する感覚の鋭さですね。
ちょっと、ここは頑張って
自分もそういう感覚を磨いていかないといけませんね。
そう言えば、日本で使っていたギターって
調整してもらったギターだったよなぁ。
そんな事を思いだしながら、ギターのセッティングの奥の深さ、
音づくりの大切さを学んだ一日でした。
バンドリーダーには今日も感謝です♪
*僕の昔のブログ「L.A.でギターとのんびり音楽暮らし」から転載しました。
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