LAのスタジオ事情3 こんなのもアリです

Band

楽器を練習するのには
*防音がきちんとしている場所
*大きな音を出しても問題無い場所
が必要ですね。

今日はL.A.ならではの広い土地柄を活かした
レンタルスタジオを使わないケースを書いてみたいと思います。

その1  メンバーの家

アメリカで暮らす僕は、言ってしまえば外国人。
英語も生活習慣もよく分からないうちは
友人も必然的に日本から来た留学生や
日系の企業で働く日本人ばかりになります。
ですが、しばらく暮らしていくと友人の友人や
バイト先、職場の仲間つながりで現地の人、
つまりアメリカ人やアメリカ永住者と親しくなっていきます。

彼らの中には両親と暮らしていたり、
実家からそんなに遠くない街で暮らしていたりと
家族や親戚が同じL.A.で暮らしている人もいます。
そして、両親が音楽に理解があったり
若い頃に音楽をしていたというような家庭では
音楽活動に協力してくれる人もいます。

僕の友人でタイ人のピアニストがいるんですけど、
彼は子供の頃からトランペットやピアノを演奏していまして
彼の実家のリビングルームにはグランドピアノが置いてあったんです。
家自体は小さな家なんですけど、ご近所さんが親戚ばかりなので
日曜日の日中なら大きな音を出しても平気だったんですね。
ですから、週末になると仲間同士で集まって
彼の実家のリビングにドラムセットを組んだり、
アンプを持って来たりして練習をしていました。
ピアニストの彼が転職で忙しくなったり、
ドラマーが結婚してお子さんが産まれたりと
今はこの仲間達とは一緒に音楽できていませんが、
またいずれ、みんなの時間ができたら
一緒に集まってジャムってみたいなぁと会うたびに言いあっています。

その2   ガレージバンド

だだっぴろいL.A.は車社会です。
車が無いとどこへ行くにも不便です。
ですから家に車が2、3台あるのも一般的です。
そんな訳で、ほとんどの一戸建てにはガレージがあります。
大きなガレージになると車2台ぐらいは入るスペースがあります。
郊外になると庭も広くなり住宅一軒一軒の間隔も広くなります。
そこで、ガレージにアンプやドラムセットを持ち込んで
ガレージの扉を閉めてスタジオのように使う人もいるんですね。
さすがに夜は近所迷惑になってしまいますけど、
週末の日中なら問題無く練習出来るケースもあります。
なによりも練習代がかからないし、
友達の家でそのまま練習ができるのは強みですよね。
いかにも、アメリカ~っていう雰囲気を味わえるので
僕はこのガレージバンド形態はとても好きです。
ただ、機械へのホコリ対策はしっかりしないといけませんけどね。

その3  オフィスをスタジオに

僕のような社会人ミュージシャンになりますと
一緒に活動をするメンバーもそれなりに年齢が高くなります。
中には自分でビジネスを起こし、独立して稼いでいる人もいます。
ビジネスオーナーなのでオフィスも自分の好きなように使えます。
そこで、オフィスの一室にドラムセットやアンプ、楽器をしまっておいて、
夜や週末にオフィスで練習するというケースもあります。
もちろん、防音も考えなければいけませんが
郊外や倉庫街にオフィスを構えている場合は比較的実現しやすいです。
実際に、僕が現在参加しているオヤジロックバンドは
この練習形態をとっています。

その4  自宅スタジオで練習

L.A.は色んな人達が暮らしています。
人種も色々、職業も色々、生活レベルも色々です。
映画というエンターテイメントの街だけあって、
それに関係する職業の人も多く暮らしています。
テレビ局も多く、レコード会社もライブスポットも、
ジャズの生演奏が聴けるレストランもそれなりにあります。
映画やテレビ番組の作曲をする人も暮らしていますし、
テレビ番組で演奏するミュージシャンや
ツアーに出るミュージシャンもいます。
なんと、L.A.のとある地域には
ミュージシャンが大勢暮らしているエリアがあるんです。
彼らの中には自宅を改造してレコーディングルームにしている人や
レコーディングスタジオそのものを持っている人もいます。

自宅スタジオ....夢のような響きですね。

いつか、そんな暮らしがしてみたいなぁ~などと思います。

でも、まずはその前にそんなところに
気軽に遊びにいけるようになってみたいものですよね。
やっぱり、ギターがバリバリに巧くなってプロのミュージシャンにも
「お? こいつやるじゃん♪」
って思ってもらえるようにならないとですよね~。

プロミュージシャンが沢山暮らしている街、L.A.。
本人の努力と心がけ次第では、どこかで知り合える縁がうまれるかもしれませんね。

*僕の昔のブログ「L.A.でギターとのんびり音楽暮らし」から転載しました。

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