旅立つ友人に想いを馳せて

ソロ活動

 

L.A.でのボサノバ・ライブも少しずつ準備が進んできています。
ゲストで参加してくれる友人達と連絡を取り合ってるところなんですけど、
個人ベースなので話の進み具合が早いです。

バンドだと色々と制約があったり、
意見をまとめなければ行動に移せなかったりと
大変な思いをしたりするんですけど、
ソロだとその辺りは身軽なので快適です。

なによりも自分の事をきちんと自分でハンドルできる感覚が心地イイです。
バンドだとなかなか個人では動けなかったりしますからね。
時に煩わしい思いをしたり、振り回されたりもします。
自分にはバンドよりも、こっちの方が向いているみたいです。

もちろんバンドにはバンドの良さがあります。
1人では表現できない事も仲間が集まれば可能になりますしね。
でも、当面の間はこうやってソロ活動を中心にして
1人の音楽家として自分の音楽を築いていき、
友人達と音楽を通じての交流を沢山持っていくのが楽しそうです。

友人と言えば、つい先日シンガーの友人が日本に永久帰国しました。
とても歌の上手な女性で、
歌えば、すぐに人が振り返るような歌唱力を持っていました。
「せっかくL.A.にいるんだから、
帰国する時に“あぁ〜音楽したなぁ〜”って
思えるような事をしたいな♪」
そう瞳をキラキラさせながら満面の笑顔で話していました。

僕も何か協力したいなって思ってました。
お互いに「いつか一緒にやろうね♪」
と言いあっていたのですが、
残念ながら実現はできませんでした。

この秋ぐらいには一緒にステージにと思っていただけに、
「間に合わなかったかぁ...。」
という想いが強いです。
せめて彼女の歌声で一曲オリジナル曲を録音したかったです。
自分の準備の遅さが少し悔やまれます。

こっちにいると、こういう経験を何回もします。
親しい友人も、バンド仲間も
日本から来ている人達はいずれ帰国の日が来ます。
寂しいですけれど、彼らの今後の発展を祈り、
日本へ旅立つ彼らを見送ってきました。

その度に、自分の足でちゃんと立っていないといけないな
人におんぶに抱っこじゃいけないんだな、
きちんと自分で歩いていかなきゃ行けないんだな...と思い、
人に頼らない、状況に左右されない、
自分自身がそこにいれば表現できる音楽活動を目指してきたような気がします。

日本にいたら、こういう別れはあまり経験せずに済んでいたと思います。
でも、この経験、想いがあるからこそ今の僕があるのも事実です。
きっと、こういう別れや楽しい想い出の数々が
僕の音楽を膨らませていってくれるんでしょうね。

彼女のカラオケでの録音を聴きながら、
そんな事を思った僕なのでした。

*僕の初めてのブログ「空と雲と原っぱ、そしてボサノバ」から転載しました。

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